中国だから◯◯なんてのは大して無くて。
中国は中国でも、都市と田舎では全然違う。
それで言うと日本も同じ。
日本と中国の違いよりも、都市と田舎の違いのほうが大きい。
グローバルよりも地方活性化のほうが身近な難題だろう。
でもせっかくなので、日本と中国(広州)の違うところ挙げる。
◆給料が超上がる。
物価上昇が激しく、給料が上がらないと生活できないため、日本のような上昇率では人が残らない。
◆転職が当たり前。
1年は流石に短すぎるが、3年くらいで転職するのはもはや常識。企業側も転職をマイナス要素には捉えていない。その代わり、じっくり育てるなんて認識は無い。必要な人は採ってくる。
◆若者の給料は安い。
給料が超上がると書いたが、それは元々が低いから。年齢が上がれば日本人と大差は無く、中国だから安いというのは若者だけだ。
◆中国製は悪くない。
世界の工場と呼ばれて随分時間が経ち、もう悪いなんて言うことはできない。それでも街中には安かろう悪かろうが溢れている。それは分別していないだけで、ちゃんと選べば良いものが手に入る。形の悪いリンゴを捨てる。なんてことをしていないだけだ。良いものはそれなりの値段で、選択肢が多いという利点と、いちいち選ばないといけない欠点がある。
◆ネットが遅い。
これは許せない。中国国内は動画サイトも見れるしオンラインゲームの人口も多いが、VPNを使うと50kbpsなのでISDNレベル。夜の混む時間帯にニコニコやYouTubeを観るのは期待できない。
◆電子マネー凄い
微信(WeChat)というLINEモドキがあってかなり普及している。持っていない人は見たことが無いし、都市ならばほとんどの店舗で使える。人同士の支払いも手数料ゼロで使えるため、小銭が要らない分現金より優れている。
電子マネーでいうと、他にも支付宝(Alipay)がある。
支付宝(Alipay)はアリババグループで、同社は淘宝(タオバオ)というネットショップと、ofoというシェアバイクをやっている。
それに対して、微信(WeChat)はテンセントという会社で、京東(ジンドン)というネットショップと、今話題のモバイクというシェアバイクをやっている。
この2社はライバルのようで、例えば淘宝網で微信支払いはできないし、逆もできない。
※資本が同じなのか、買収したのか、社長が仲良しなのか、そこらへんの詳細は調べていないので悪しからず。
日本と明らかに違うのはまだまだ伸びるということ。
街は綺麗ではないし、欲しいものを買えない人も多い。
その分、未来がもっと良くなると期待している人は多いようだ。
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